- ドバイ、ケープタウン、シンガポール、バンクーバー、香港がHSBC SVNSの継続開催地として2026年版の開催地に確定
- HSBC SVNSワールドチャンピオンシップを締めくくるエキサイティングな欧州ダブルヘッダーとして、バリャドリッド(スペイン)とボルドー(フランス)を追加
- オーストラリアとアメリカでの開催地は、HSBC SVNS第2戦・第3戦開催地と共に近日中に発表予定
- ロサンゼルス大会で優勝を飾った南アフリカ男子代表とニュージーランド女子代表がHSBC SVNSワールドチャンピオンとして連覇を目指す
- 全ラウンドで男女平等を維持。男子・女子合同開催・参加費均等を実施
- ロサンゼルス2028五輪までの3年間における大会開催を確約
ワールドラグビーは、セブンズの新たな3部構成世界大会における最上位カテゴリー大会である、『HSBC SVNS 2026シリーズ』の開催地と日程を発表しました。ラグビーの普及拡大とチーム・開催地の長期安定性を目的とした本モデルにより、今後3年間の大会開催を確定します。HSBC SVNS 2および3の開催地・日程は追って発表されます。
今年初めに発表された通り、刷新されたこのシリーズは、レギュラーシーズン6ラウンドを経て、3大会制のHSBC SVNSワールドチャンピオンシップへと移行します。この大会で2027年のトップディビジョンの出場チームが決まります。この構造は、ラグビー新興国にとっても明確な昇格ルートを提供し、地域予選を突破したチームは、1シーズンで世界舞台へ到達する可能性が与えられることになり、ファン、放送局、商業パートナーにとって魅力的なストーリーを生み出すことになります。
また、完全な男女平等を中核に据えたこの新フォーマットは、LA2028を前に、認知度と影響力の強化も図ります。全ラウンドで男子・女子の合同大会を開催し、参加費も男女同額とします。
2026年シーズン構成:
- HSBC SVNSシリーズ: ドバイ(2025年11月29日~30日)、ケープタウン(2025年12月6日~7日)、シンガポール(2026年1月31日~2月1日)、オーストラリア(2026年2月7日~8日)、バンクーバー(2026年3月7日~8日)、アメリカ(2026年3月14日~15日)
- HSBC SVNSワールドチャンピオンシップ:香港(2026年4月17日~19日)、バリャドリッド(2026年5月29日~31日)、ボルドー(2026年6月5日~7日)
- HSBC SVNS 2:2026年2月~3月
- HSBC SVNS 3:2026年1月
HSBC SVNS 2026シリーズ上位リーグ参加チーム:
- 女子:オーストラリア、カナダ、フィジー、フランス、グレートブリテン、日本、ニュージーランド、アメリカ
- 男子:アルゼンチン、オーストラリア、フィジー、フランス、グレートブリテン、ニュージーランド、南アフリカ、スペイン
オーストラリア大会とアメリカ大会の開催地は追って発表されます。
ファンにとっては、これで、世界トップクラスのラグビーセブンズシーズンの日程を予定表に記すことができます。男子・女子の最強チームが、世界で最も象徴的な会場でスピード、スキル、パワーを披露します。
ファンの皆さまは、www.rugbypass.tvまたは各国の放送局で、HSBC SVNSの全試合をライブ視聴することができます。
HSBC SVNSは既に重要な育成プラットフォームとしての役割を証明しており、女子ラグビーワールドカップ2025には、HSBC SVNS出身の女子選手50名以上が選出されました。ラグビー界の最も輝かしいスターたちが活躍する舞台であり続けるとともに、2028年ロサンゼルス五輪に向け次世代のオリンピアンが成長する基盤として確固たる地位を築いています。
ワールドラグビー最高経営責任者アラン・ギルピンは次のように述べています。「競争的な選考プロセスを経て、新たな姿で臨むHSBC SVNS 2026シリーズの開催地と日程を確定できたことを大変嬉しく思います。3都市で開催されるワールドチャンピオンシップが加わり、ファンの皆様の期待をさらに高めることでしょう。2日間のフォーマットへの移行は開催地から好評を博しており、2028年ロサンゼルス五輪を前に世界舞台でセブンズを推進するという我々のビジョンを共有する都市や各国協会からの高い関与と熱意に大変満足している」